西村 朗
にしむら あきら
1953-
池内友次郎、飯島嗣次らに教えを受けた後、東京芸術大学、大学院で野田暉行、矢代秋雄に師事。1980年修了。
東京芸大、尚美学園など教えた後、現在、東京音楽大学教授、日本作曲家協議会理事。
アジアの伝統音楽、宗教、美学、宇宙観等に影響を受けた作品を発表している。世界各地のオーケストラ、音楽祭からの委嘱も多数。
1974年、第43回日本音楽コンクール作曲部門第1位。
1977年、「弦楽四重奏のためのヘテロフォニー」で、エリザベート国際音楽コンクール作曲大賞受賞。
1980年、ユネスコ国際作曲家会議において、NHKより出品された「ケチャ」が最優秀作に選ばれる。
1982 ’82, ’84, ’88, ’90年度の国際現代音楽協会(ISCM)音楽祭「世界音楽の日々」に入選。
1988年、「2台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー」により、第36回尾高賞受賞。
1990年、「太陽の臍」の作曲により、第8回中島健蔵音楽賞を受賞。
1992年、「二重協奏曲・光の環」により、第40回尾高賞受賞。
1993年、「永遠なる渾沌の光の中へ」により、第41回尾高賞受賞。
作品:
◆管弦楽
管弦楽のための変容
交響曲第1番
交響曲第2番「法悦の詩」
交響曲第3番
◆協奏曲
ピアノ協奏曲第1番「紅蓮」
ピアノ協奏曲第2番
ピアノと室内オーケストラのための「流れ−闇の訪れたあとに」
◆合唱
混声合唱組曲「まぼろしの薔薇」
無伴奏混声合唱のための「式子内親王の七つの歌」
無伴奏混声合唱のための「炎の孤悲歌 −柿本人麻呂の歌に依る−」
無伴奏女声合唱のための「寂光哀歌」(平家物語による)
そして夜が明ける - 第61回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲
無伴奏混声合唱のための「両界真言」(仏教経文による)
同声(女声または男声)3部とピアノのための組曲「永訣の朝」
・・・など多数。
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