ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
Bellini, Vincenzo
伊 1801 - 1835
シチリア島のカターニアの音楽家の家系に生まれ、「カターニアの白鳥」と呼ばれる。
サン・マルティーノ公の援助を受け、1819〜25年、ナポリのサン・セバスティアーノ音楽院で学ぶ。フルノに和声、トリットに対位法、ツィンガレッリに作曲を師事。音楽院修了時、最初のオペラ「アデルソンとサルヴィーニ」が上演され、高い評価を受け、ロッシーニの後継者とみなされた。
その後ナポリ、ミラノで次々とオペラを発表。
1831年、ミラノで2大傑作オペラ「夢遊病の女」と「ノルマ」が上演される。
1833年、パリに移り、ロッシーニ、ショパン、リストらと知り合う。
1835年、オペラ「清教徒」の初演の2ヶ月前、死去。
ロッシーニ以後のオペラ・セリアのジャンルを発展させ、やがてオペラ・セリアを完成させることになるヴェルディへの準備となった。
歌唱パートの旋律の響きと表現は当時から絶賛され、長く幅広い旋律が特徴。
◆オペラ
アデルソンとサルヴィーニ Adelson e Salvini
ビアンカとフェルナンド Bianca e Fernando
海賊 Il pirata
異国の女 La straniera
ザイーラ Zaira
カプレーティ家とモンテッキ家
夢遊病の女
ノルマ
テンダのベアトリーチェ Beatrice di Tenda
清教徒
作品:オペラ名曲辞典
作品:管弦楽曲DB
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