Casella, Alfredo
アルフレード・カゼッラ
伊 1883-1947
作曲家、ピアニスト、指揮者。
トリノに生まれる。13歳でパリ音楽院入学、1900年からフォーレに作曲を師事。ドビュッシーやラヴェルと交流、パリ音楽院ではその後コルトーのピアノクラスのアシスタントを務めた。マーラー、ストラヴィンスキーに傾倒する。1915年、一次大戦のためイタリアに帰国。1917年国民音楽協会設立。指導者としてイタリア音楽界に多大な貢献をした。その後ファシズム寄りとなるが、二次大戦後はその姿勢を改め、熱心な音楽活動を展開した。前衛的な空気ではあるが、新古典主義的作風。文部省の表記はカセルラ。
代表作:
◆ピアノ曲
夜 Op.30 1917
ソナチネ Op.28 1916
子どものための11の小品 Op.35 1920
9つの小品 Op.24 (ストラヴィンスキー、ラヴェルなどに献呈) 1914
6つのエチュード Op.70 1944
◆バレエ
ヴェネツィアの修道院 1912
夢のバラ 1943
◆オペラ
妖婦 1932
オルフェオの伝説 1932
◆舞踏劇
甕 1924 (これを基にした交響組曲「甕」がある)
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