Charpentier, Marc-Antoine
マルカントワーヌ・シャルパンティエ
仏 1643-1704
作曲家。
イタリアに留学、カリッシミに師事。パリに戻り、1672年、モリエールの依頼によりコメディバレーのための音楽を書く。1679年王太子の礼拝堂作曲者、1680〜88年、ギーズ公妃の楽長。84年、イエズス会音楽監督。98年、パリのサント・シャペル楽長。
当時はリュリの勢力が絶大であったが、リュリよりも教養ある洗練された音楽家とされていた。豊かな旋律をもつ一方、大胆な不協和音と転調を効果的に用いた。
作品は、宗教曲を初めとし、膨大な数にのぼる。整理番号はヒチコックが作成、略号H。
代表曲:
◆コメディ
エスカルバニャース伯爵夫人 La Comtesse d'Escarbagnas 1672
気で病む男 Le malade imaginaire 1673
ヴィーナスとアドニスの恋 Les Amours de Venus et Adonis 1685
◆カンタータ
地獄へくだるオルフェ Orphee descendant aux enfers 1683
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