フランチェスコ・チレア
Cilea, Francesco
伊 1866 - 1950
オペラ作曲家。1879〜89年、ナポリ音楽院で学び、卒業後の1890〜92年、同院にてピアノを教える。
1896〜1904年、フィレンツェの音楽学校で和声学の教授。
1913〜16年、パレルモ音楽院院長、その後1935年までナポリ音楽院院長。
1889年、最初のオペラ「ジーナ Gina」がナポリで初演、1892年、2作目のオペラ「ラ・ティルダ La Tilda」がフィレンツェで初演。
初期のオペラではヴェリズモに近いスタイルであったが、その後その傾向はなくなる。
グローリア以後は、作曲家としての活動はあまり見られない。優れたピアニストで、ピアノと作曲の教師としても活躍した。
代表作:
アルルの女 L'Arlesiana (初演はミラノで1897年、改訂後の決定版初演はナポリで1912年)
コメディア・ドラマ 「アドリアーナ・ルクヴルール Adrienne Lecouvreur」 (初演、ミラノ 1902年)
グローリア Gloria (1907年、ミラノ・スカラ座で初演)
作品:オペラ名曲辞典
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