Kuhnau, Johann
ヨハン・クーナウ
独 1660-1722
作曲家。ドレスデンの聖十字架教会附属学校で学び、1680年、ツィッタウの宮廷楽長。1682年からライプツィヒ大学で法律を学び、弁護士として活躍するかたわら、1684年から聖トーマス教会でオルガニスト、1701年からシェレの後任としてカントルを務め、ライプツィヒ大学の音楽監督に就任。1688年、ライプツィヒ大にコレギウム・ムシクムを創設。
聖トーマス教会カントルの後任はJ.S.バッハであった。またクーナウのクラヴィーア曲はバッハを初め後世に大きな影響を及ぼした。音楽著述家、カンタータの作曲家としても重要な博識な人物。
◆クラヴィーア作品
新クラヴィーア練習曲集 Neue Clavier Ubung 全2巻(1689および1692、各組曲7)
新鮮なクラヴィーアの果実,あるいは優れた創意と作法による7つのソナタ Frische Clavier Fruchte oder Sieben Suonaten von guter Invention u. Manier(1696)
音楽聖書物語、クラヴィーアで演奏する6つのソナタ Musicalische Vorstellung Einiger Biblischer Historien,In 6 Sonaten auff dem Claviere zu spielen(1700)
◆著作
音楽のいかさま師 Der musikal. Quacksalber(1700)

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