Rabaud, Henri Benjamin
アンリ・バンジャマン・ラボー
仏 1873-1949
作曲家、指揮者、教育家。
フルート奏者ルイ・ドリュの孫で、チェリストでパリ音楽院教授だったイポリート・フランソワ・ラボーの息子。
1893〜94年、パリ音楽院でマスネとアンドレ・ジェダルジュに師事、1894年、カンタータ「ダフネ」でローマ賞受賞。作曲活動をするとともに指揮者としても活躍。1908〜18年、パリ・オペラ座を、その後ボストン交響楽団を指揮。1918年、フランス学士院の会員、1920〜41年、フォーレの後任としてパリ音楽院の院長。南米でも指揮活動を行い、国際的に活躍した。
ワーグナーとフランクの影響があり、それはオラトリオ「ヨブ」に現れている。
代表作:
交響曲(2曲)
交響詩「夜の行列 La procession nocturne」(1910)
前奏曲とトッカータ Prelude et Toccata(ピアノ、オーケストラ)
オラトリオ「ヨブ Job」 (1900)
◆オペラ
「ローランの娘 La fille de Roland」(1904)
「カイロの靴直しマルーフ Marouf, savetier du Caire」(1914)
「海の呼び声 L'appel de la mer」(1924)
「ローランドと悪漢 Rolande et le mauvais garcon」(1934)
「マルティン Martine」(1947)
「愛と富の戯れ Le jeu de l'amour et du hasard」(1954)
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