Tcherepnin, Nikolai Nikolayevich
ニコライ・ニコラエヴィチ・チェレプニン
露 1873-1945
指揮者,作曲家。
法律の仕事をしていたが、サンクトペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事。1998年卒業。1908〜18年、母校で自ら創設した指揮科の教授。弟子にはプロコフィエフがいる。マリンスキー劇場の指揮者も務め、また1909年、1911年、1912年にはディアギレフのロシア・バレエ団の指揮者として国外ツアーで活躍。1918〜21年、トビリシ音楽院院長。
1921年、息子アレクサンドルと共に亡命、パリに移る。1925〜29年、および1938〜45年、亡命音楽家によって創立されたパリのロシア音楽院の院長。
作品は、フランス印象主義の影響とロシア国民楽派的性格を持つ。
代表作:
◆オペラ
辻馬車 Van'ka(初演ベオグラード 1935)
◆バレエ
アルミーダの館 Pavil'on Armidi(初演サンクトペテルブルク 1908)
ナルシスとエコー Nartsiss i Ekho(初演モンテ・カルロ 1911)
赤い死の仮面 Le masque de la mort rouge(初演モスクワ 1922)
ディオニュソス Dionysus(初演ロンドン 1922)
ロシアの民話 Russian fairy tale(アンナ・パヴロヴァにより初演 ロンドン 1923)
ミイラのロマンス Romance of the mummy(初演ロンドン1924)
◆交響詩
魅惑の王国 Zacharovannoe tsarstvo
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