【基礎データ】
真夏の夜の夢
A Midsummer Night's Dream
Le Songe d'une nuit dete
Ein Sommernachtstraum
作曲:ベンジャミン・ブリテン
Benjamin Britten(1913~1976)
台本:作曲者、及びピーター・ピアーズ/Peter Pears、英語
原作:ウイリアム・シェイクスピア/William Shakespeare(1564~1616)、戯曲「夏の夜の夢/A Midsummer Night's Dream」、(Midsummerは夏至の頃で、「夏の夜の夢」と訳すのが一般的)、英語 初演:1960年6月11日、オールドバラ/Aldeburgh、ジュビリー・ホール/Jubilee Hall
演奏時間:第1幕48分、第2幕51分、第3幕59分、合計約2時間38分
楽器編成: 2Fl(Pic),Ob(EH),2Cl,2Fg/Fg/2Hr,Tp,Tb/2Perc(Tim,Trgl,Cym,Tamb,Gong,2Wb,Vibr,Glock,Xyl,Tambouro in F# alto,SD,TD,BD,2Bells in G# and F#) 2 fl (=picc), ob (=ca), 2 cl in A & B flat, bn-2 hn, tpt in D, trbn-2 perc (trgl, cymb, tamb, gong, 2 wb, vibr, glock, xyl, tamburo in F# alto, sd, td, bd, timp, 2 bells in G# and F#)/2Hp,Hpd(Cel)/Str Banda: sopranino rec,small cymb,2 wb
概説:このオペラはブリテンが1960年に行われたオールドバラ音楽祭のために書いたもので、初演から成功を収め世界各地で上演が行われた。ブリテンはシェイクスピアの「夏の夜の夢」で1幕に当たる恋人の駆け落ちまでの経緯を、アリアのなかで説明的に歌わせるに留め、2幕に当たる森の場面から始めることで、より一層幻想的な世界を描き出した。カウンターテノールの妖しい響きが妖精世界を彩り、劇中劇も楽しい魅惑的なオペラである。
by MI
最終更新:2010年2月19日
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