【基礎データ】
アルチーナ
Alcina
作曲:ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル
Georg Friedrich Handel(独1685-1759・英に帰化)
台本:作者不明。リッカルド・ブロスキの歌劇「アルチーナの島」の台本(A.フランザーリア)を伊語に翻訳。
初演台本:アントニオ・マルキ(伊語)
Antonio Marchi
原作:ルドヴィーコ・アリオストの長編叙事詩「狂えるオルランド」
初演:1735年4月16日
コヴェント・ガーデン(ロイヤル・オペラ・ハウス)(ロンドン)
Covent Garden(Royal Opera House)
演奏時間:約2時間55分(第1幕60分、第2幕70分、第3幕45分)
楽器編成:
2Fl,2On,(Fg)/2Hr/hpchd/Str
概説:華やかで美しい曲がふんだんに盛り込まれたヘンデルの傑作。アルチーナのアリアも素晴らしいものが多いが、全体的にどのアリアも質が高く聴き応えがある。作品中のバレエ音楽に至っても申し分ないのだが、何故か初演は大成功といえない評価だった。しかし1928年のライプツィヒでの再演を機に、各地で上演の機会が増えていった。
by Ikumi
最終更新:2009年9月3日
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