第1幕:アッティラの陣営近くの森の中
オダベッラは死んだ父と行方不明の恋人フォレストを想って悲しんでいる。「おお、飛んでゆくそのらの中に」。そこへ突然怒りに満ちたフォレストが現れる。オダベッラの心変わりを責めるが、オダベッラの本心を知り、二人は歓喜の抱擁。一方夢にうなされるアッティラ。「聖地ローマに踏み入れることは許されない」というお告げに恐怖心を抱く。だが再びローマへの進撃を命令すると、創造主を讃える合唱が響き、白衣の老人レオーネが女や子供と共に現れ、夢と同じ言葉を告げる。恐れ戦意を失うアッティラを見て、フォレスト、オダベッラ達は勝利を確信する。
第2幕へ
RETURN
オペラ名曲辞典TOP