第2幕
 ラテン区の街角で、一方にカフェがある。ロドルフォとミミは、友人たちの待つカフェにやって来る。ロドルフォは彼女を皆に紹介し、一同で楽しく食事を始めようとしたところへ、現在は金持ちの老人、アルチンドロの愛人になっている、マルチェロの昔の恋人ムゼッタが意気揚々と登場して、マルチェロがいるのに気付くと、彼の気を惹こうとして、これまた有名な「ムゼッタのワルツ」をうたい出す。マルチェロはふてくされたような態度だが、実は彼女とのよりを戻したいと願っている。それと察したムゼッタは、一計を案じて足が痛いとわめき出す。アルチンドロに買って貰った靴が、足に合わないという。アルチンドロは慌てて、片方の靴を持って靴屋に取替えに行く。そのちょっとした隙に、ムゼッタはマルチェロのところに走り寄って、いとも簡単に仲直りする。そして若者たち一同はムゼッタを胴上げして、勘定はすべてあのご老人にといい残して出て行ってしまう。アルチンドロが帰って来ると、肝心のムゼッタがいないばかりか、ウェイターに高額の勘定書きを突きつけられて、びっくり仰天して卒倒してしまう。楽しいクリスマス・イヴも、次第に更けて行く。
(C) 出谷 啓
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