第3幕
ヴァシェクが見知らぬ女性に恋した苦しみを歌う。そこへサーカスの一座が登場、道化師達が踊りを始める。村人達に座長が開幕を予告する。熊使いの美女エスメラダに一目惚れするヴァシェク、代役で熊に扮する約束をする。そこへ両親とケツァルが来て結婚の署名を迫るがヴァシェクは拒む。マジェンカと両親も現れ、イェニークの契約書が示される。ひとりになり嘆くマジェンカのアリア「私には信じられない」。イェニークが楽しそうにやって来るが、マジェンカは怒るばかり。村人達が集まって来ると、ミーハは行方不明だった自分の息子イェニークを発見する。騙されたことに気づくケツァル。熊のぬいぐるみをつけたヴァシェクも現れマジェンカの花嫁にふさわしくないと自ら暴露する。マジェンカの誤解も解けて人々は二人の結婚を祝福する。(幕)
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