皆が参集パーティーが始まる。1)踊り子が楽士と共に現れ3曲の舞曲を踊る。 2)「言葉か音楽かという主題に関する討論」と題されたフーガ。 3)イタリア人歌手の二重唱。 4)劇場支配人ラ・ロッシュが計画中の二つの劇について、長々と演説をする。 5)ここで伯爵夫人はオペラを作って欲しいと願う。「献呈の四重唱」。また伯爵のアイデアで、今日ここで起こったことをオペラにしようと提案し、皆の賛同を得て散会となる。
一同はパリに出かけ、召使いが部屋の片づけをしながら先刻の騒ぎを苦笑する。暗くなった部屋に執事が火を点していると、居眠りをしていて取り残された、プロンプターのトープ氏が現れる。二人が去った後、伯爵夫人が戻ってくる。執事は伯爵夫人に、明日11時にオリヴィエ氏がオペラの結末を聞くために書斎で待っていると伝言を伝える。それはフラマン氏と約束をした同じ時刻と場所!どちらを選ぶべきか…彼女はハープを弾きながら、ソネットを今一度歌い、鏡の中の自分に問いかけるが答えは出ない。伯爵夫人が部屋を出ると、この結論を暗示するかのようなホルンの動機が響き、幕が下りる。

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