コリントの包囲
Le siege di Corinthe
L'Assedio di Corinto
ガエターノ・ロッシーニ
Giaocchino Rossini(1792-1868)
初演:1826年10月9日パリ・オペラ座
台本:フランス語/チェーザレ・デッラ・バッレ(Cesare della Valle)の「マオメットニ世」(Maometto II)の台本をルイージ・バロッキ(Luigi Balocchi)とアレクサンドル・スーメ(Alexandre Soumet)が翻訳、改訂。
イタリア語での初演
初演:1827年12月27日、ローマ、フィラルモーニカ・ロマーナ(演奏会形式)
舞台初演:1828年1月26日、パルマ
伊訳、改編:カリスト・バッシ
今世紀の復活蘇演:1949年6月4日のフィレンツェ
時所:1459年ギリシャのコリント
上演時間:約3時間
楽器編成: 2Fl(2Picc),2Ob,2Cl,2Fg/4Hr,2Tp,3Tb,Serpent(Tuba)/Timpani,Bass Drum,Cymbals,Triangle,Bells/Strings
Onstage: Band,Side Drum,Harp
概説:
このオペラは1820年にヴェニスで初演した「マホメット2世」が失敗したので、フランス・グランドオペラ風に編曲・編纂したもの。序曲の序奏は「ビアンカとファッリエーロ」の序曲の序奏を転用。主部はメッサ・ディ・グローリア(1820)のテーマを使っている。1821年に勃発したギリシャ独立戦争の影響で、ヨーロッパの人々がギリシャへ好意的だったため、舞台がネグロポンテからギリシャ本土のコリントへ移されている。
最終更新:20040428
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