【基礎データ】
不思議な劇場
(俳優の為の一幕のオペラ)
Das Wundertheater
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ
Henze, Hans Werner(独 1926 -2012)
台本(独語/英語):ミゲル・セルヴァンテス/Miguel Cervantes
初演: 1949年5月7日ハイデルベルク,改訂版1965
上演時間:45分
楽器編成:1Fl(Pic),1Ob(EH),1Cl(Bs-Cl),1Fg/1Hr,1Tp,1Tb/Tim,3perc( (Glsp.Trgl.BD.SD.Cym.Xyl.) /Hp/Cemb/Str(1,1,1,1,1)
Banda:Tp
概説:
ヘンツェが音楽学校を卒業し、12音技法の影響下にあった頃の作品で、そこここに12音の音列が使われている。全体は21のナンバーで構成され、各ナンバーにはカプリッチォ、ロンド、バラードなど、楽式名などに由来する曲名がつけられている。
当初はセリフ劇であり、歌われる部分はなく、楽器編成は23人の室内オーケストラであったが、1964年にセリフを歌に改め、オペラに改作されて、その際、楽器は18人で済むように書き直された。現在は、オペラ版よりも俳優版の方が上演の機会が多いようである。
※このあらすじは1976年9月17日、18日東京三位一体教会で上演された東京オペラプロデュースの公演プログラムから提供を受けています。
最終更新:2011年2月4日

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