第2幕
バプティスタ邸の部屋
カタリーネとビアンカが朝の支度をしている。カタリーネは家政婦を叱り飛ばし、興奮して「私は自由気ままに過ごすのよ!」と歌っていると、外からペトルーキオたちの声が聞こえてくる。バプティスタとペトルーキオ、家庭教師に変装したルーセンシオとホルテンシオが登場し、ペトルーキオはバプティスタに「西風のように穏やかな娘にしてみせます」とカタリーネとの結婚を申し出る。カタリーネの前にペトルーキオが現れ、「あなたは、私の妻になるしかありません」と言ってキスするが、カタリーネは彼を突き放す。心配でたまらないバプティスタがペトルーキオに様子を聞くと、ペトルーキオは「次の月曜日には結婚式です!」と答える。

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