エルナーニ/Ernani
ジュゼッペ・ヴェルディ
伊/1813-1901
初演:1844年3月9日ヴェネツィア・フェニーチェ座
台本:ピアーヴェ/Francesco Maria Piave(1810-76)
演奏時間:
合計:2時間3分
前奏曲:3分,第1幕45分,第2幕32分,第3幕23分,第4幕20分
概説:
歌劇「エルナーニ」(ヴェルディ)
ヴェルディのオペラ第5作で、「ナブッコ」「ロンバルディア人」と立て続けに、宗教的な題材で成功して来た彼が、初めて取り組んだロマンティックな内容の作品で、全体にまだ多少は荒削りではあるが、旋律は流麗になっていて、アリアや重唱は人の心を捉えて止まない。原作はヴィクトル・ユーゴーの戯曲で、主人公が山賊であること、そして君主に対する陰謀事件を取り扱っているため、警察に嫌疑を引き起こし、台本を少し変更せざるを得なかったという。また遠くから響く角笛の効果を出すため、ホルン奏者を舞台に登場させる、ヴェルディ自身のアイデアも何かと話題を呼んだ。脚色は以後ヴェルディとの名コンビになる、ピアーヴェとの初顔合わせの役目も果した。第3幕の陰謀の合唱は、人々の愛国心を煽ったと伝えられる。初演は1844年3月9日、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場で行なわれた。
(C)出谷 啓
最終更新:2008年1月20日
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