【基礎データ】
報われぬ不実
L’infedelta delusa,
音楽道化劇「ブルレッタ・ベルムージカ/Burletta per musica 」
作曲:フランツ・ヨーゼフ・ハイドン/Franz Joseph Haydn(1732~1809)
台本:マルコ・コルテッリーニ/Marco Coltellini(1724~1777),(カール・フリーベルトの改訂版説有り)、イタリア語
初演:1773年7月26日、ハンガリー/Hungary,エステルハーザ宮廷劇場/Esterhaza Court Thatre
演奏時間:序曲7分、第1幕57分、第2幕56分、合計約2時間
楽器編成:2Ob,2Fg/2Hr,4Tp/Tim/Cem/Str
概説:ハイドンはエステルハージ侯コラウウスに30年近くの間仕え、宮廷内の劇場で宮廷楽長を務めながら膨大な作品を生み出した。「報われぬ不実」はハイドンにとって5作目のオペラで、登場人物は5人のみで、合唱を排し、オーケストラも小規模な作品である。しかし筋立てのおもしろさは「勘違いの不貞」との異名をとり、美しいアリアと娘役の一人4役の扮装も楽しい上質の音楽道化劇である。
by MI
最終更新:2010年4月29日
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