【基礎データ】
はかなき人生
La Vida Breve
マヌエル・デ・ファリャ
Manuel de Falla(西1876年-1946年)
台本:カルロス・フェルナンデス・シャウ
Carlos Fernandez Shaw(西語)
初演:1913年4月1日(仏語版)
ニース・オペラ座/L'Opera de Nice
1914年11月14日(西語版)
サルスエラ劇場(マドリード)/Teatro de Zarzuela
演奏時間:(第1幕35分、第2幕30分) 合計約1時間5分
2Fl,Pic,2Ob,EH,2Cl,Bs-Cl,2Fg/4Hr,2Tp,3Tb,Tub/Tim,5(4)Perc(Glock,Trgl,Cast,Cym,BD)/2Hp,Guit,Cel/Str
概説:ドラマ性のない単純なあらすじにも拘らず、ファリャの民族性溢れる音楽により、どんどん引き込まれていく音楽性の高い作品。スペインを舞台にスペインの作曲家が作曲した、スペインの薫りを充分に堪能できる作品である。フラメンコ歌手の歌やカスタネットが、更にそれを盛り上げる。1905年、この曲でサン・フェルナンド王立アカデミーの作曲コンクール優勝を果たしているが、なかなか上演の機会に恵まれず、初演は8年後の1913年だった。
by Ikumi
最終更新: 2008年10月6日

RETURN
オペラ名曲辞典TOP