【基礎データ】
ルクセンブルク伯爵
Der Graf von Luxemburg
フランツ・レハール
Franz Lehar(オーストリア1870〜1948)
台本:アルフレート・マリア・ヴィルナー
Alfred Maria Willner
ロベルト・ボダンツキー(独語)
Robert Bodanzky
初演:1909年11月12日
アン・デア・ウィーン劇場(ウィーン)
演奏時間:約2時間
楽器編成:3(1Pic)222/4230/Tim,Perc/Cel/Str
概説:19世紀末から20世紀初めのヨーロッパ貴族、若い学生や芸術家達の生活ぶりや風習、流行等があちこちに散りばめられたこの作品は、レハールの代表作「メリーウィドウ」初演からちょうど4年後に完成する。大成功を収めた「メリーウィドウ」同様、美しいウィンナーワルツは、また好評を博す。「微笑みかける幸福よ Bist du's,lachendes Glueck」などの名曲も多い。愛するが故に生まれるありとあらゆる感情...愛しさ、楽しさ、切なさ、嫉妬などが、それぞれの場面で心地よいメロディーに乗せて歌われている。主役であるルネとアンジェールのデュエットのみならず、友人アルマンとジュリエットのデュエットもまた聞き応えがある。出来過ぎな程ハッピーエンドなこの作品に、最後は誰もの頬が弛むのではないだろうか。3幕目が短いことから全2幕で上演されることもある。
by Ikumi
最終更新:20080410
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