第2幕
3ヶ月後。パリに戻ったルネは、バジル侯爵の後ろ盾で画家としてすっかり成功を収めたアルマンの個展に足を運んだ。そこでアンジェールと出逢い、お互い自分の結婚相手とも知らず恋に落ちる。その夜のパーティーでも再会し結婚相手であることも判明するのだが、ルネは熱い想いを止めることができずアンジェールにひたすら愛を訴え続け、お金のために馬鹿なことをしたと初めて自分のしたことを後悔する。一方アンジェールは生まれて初めての恋愛感情に心が昂りながらも、恩のあるバジル侯爵との約束を守るため必死でルネを拒絶する。しかし最後には「明日の朝まで2人はまだ夫婦である」とルネの愛に応えるのだった。
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