第3幕
ペテルブルクの社交場。数年後。オネーギンがグレーミン公爵邸の舞踏会に来る。やがて公爵が妻タチアーナをオネーギンに紹介する。何も知らない公爵は「愛は若い日にだけ花咲くものではない」と夫人への愛を歌う。公爵邸の応接間。オネーギンの切なる願いでタチアーナは彼に会う。彼女は初恋の思い出に動揺し「なぜ今になって?」と問いかける。オネーギンは「今は心から愛している」と訴えたが、タチアーナは「過去は呼び戻せません」と彼の願いを退ける。残されたオネーギンは自らの運命を嘆く。(幕)
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