<第3幕>
第1場/宮廷の外
皇帝ネローネの愛人ポッペアの乳母であるアルナルタは、ポッペアを殺そうとした人物が、皇后オッターヴィアの侍女ドルジッラだと検察官に告げた。ドルジッラは捕えられ、死罪を言い渡された。ポッペアの夫オットーネを愛するドルジッラは、自ら罪を被ったが、オットーネはそれが女装をした自分だと告白する。皇帝ネローネは2人を国外追放とし、皇后のオッターヴィアも、ポッペア殺害に関わったとして流刑に処した。
第2場/宮廷
皇帝ネローネから永久追放の刑を言い渡された皇后のオッターヴィアは、故国ローマに別れを告げ宮廷を去って行く。(「さらばローマ Addio Roma」を歌う) 戴冠式の日...。晴れて新皇后となるポッペアは、祝いのファンファーレが鳴り響く中、皇帝ネローネと共に高らかに二重唱を歌い、幸せそうに微笑む。(幕)
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