無口な女
Die Schweigsame Frau
Richard Strauss
リヒャルト・シュトラウス
op.80,上演時間:3時間半
初演:1935年6月24日ドレスデン/カール・ベーム指揮
台本:独/ツヴァイク/Zweig
時所:1780年頃、ロンドン近郊
楽器編成:
3Fl(Pic),3Ob(EH),4Cl(Bass-Cl),3Fg(K-fg)/4Hr,3Tp,3Tb,Tuba/Tim,BD,SD,Tamb,Cym,TT,Trgl,Cast,Xyl,many Glockens,Ratchet/Hp,Cel,Cemb,Org
概説:
ホフマンスタール亡き後、新たな台本作家として才能溢れるツヴァイクと出会った。ばらの騎士以来久しぶりの喜劇であるこのオペラは、フィガロの結婚に通ずるアイデアがふんだんに取り込まれている。自作の他のオペラ(エレクトラ、影のない女)だけではなく、他人のオペラ(魔笛、リゴレット等)の、メロディーも巧みに取り込むサービス精神溢れるオペラ。しかしユダヤ人であった台本作家のツヴァイクは第二次世界大戦中に亡命し、このオペラもナチス政権下では演奏禁止であった。
最終更新:20040504
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