第2幕:
お見合いの支度をしているモロズス卿に、昨日理髪師達の計画を盗み見した家政婦は、卿に告げ口するが取り合ってもらえない。そこに3人の花嫁候補が現れる。田舎娘のカロッタ、気取りやのイゾッタ、そしてヘンリーの妻アミンタ扮するティミーダは素朴な娘。もちろんモロズス卿はティミーダを選びそのまま結婚式になる。理髪師は打ち合わせ通り、歌劇団の仲間が扮する公証人や牧師を呼び、結婚の署名が終わった。次の瞬間、汚い水兵達がなだれ込み大騒ぎになる。ここでアミンタ扮する新妻のティミーダは豹変し、大声で「静かに!」と叫ぶ一方、卿に対しては結婚したからは家中を模様替えすると宣言する。うろたえるモロズス卿。そこにヘンリーが現れ、卿に離婚を勧める、卿はヘンリーに感謝して、再び相続人とすることを約束して寝室に戻る。卿が寝静まると、ヘンリーはアミンタを呼び愛の二重唱。
第3幕へ
RETURN
オペラ名曲辞典TOP