【基礎データ】
マハゴニー市の興亡
Aufstieg und Fall der Stadt Mahagonny
作曲:クルト・ヴァイル
Kurt Weill(独1900-1950)
台本:ベルトルト・ブレヒト
Bertolt Brecht(独語)
原作:ベルトルト・ブレヒトの詩集「家庭用説教集」中の5つのマハゴニー・ソングを編集したジングシュピール(ドイツ語による歌芝居)「小マハゴニー」
初演:1930年3月9日
新劇場・ノイエステアター(ライプツィヒ)
Neues Theater
演奏時間:約2時間5分(第1幕60分,第2幕35分,第3幕30分)
楽器編成:
2Fp(Pic),1Ob,1Cl,2Fg(K-Fg),Sop,Alt-(Bar-),Ten-Sax/2Hr,3TP,2Tb,1Tub/Tim,Perc(Pf.,Harm. ad lib., Banjo, Bassgitarre, Bandoneon)/Str
Banda:2Fl,2Cl,2Fg/2Hr,2Tp,2Tb,Tub/Perc/Pf,band,Zither or Xyl,Banjo
概説:ヴァイルがブレヒトの詩集「家庭用説教集」の中にある5つのマハゴニー・ソングに目を付け、ヴァイルの働きかけにより二人はこれを繋げた歌芝居「小マハゴニー」の共同制作に取り掛かる。その後それは「マハゴニー市の興亡」というオペラに発展したが、二人の間に音楽性や思想のずれが生じたため、次第に対立するようになったと推測されている。資本主義を風刺するなど、政治的、道徳的、宗教的な理由で、この作品は劇場側から一部削除を求められることもあったようだ。
by Ikumi
最終更新:2010年3月20日

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