【基礎データ】
戦争と平和 Voina i Mir
セルゲイ・プロコフィエフ
Sergey Sergeyevich Prokofiev(露1891-1953)
台本:セルゲイ・プロコフィエフ(作曲者)
ミーラ・メンデルソン(作曲者の妻)
Mira Mendelson
原作:トルストイの「戦争と平和」
初演:1945年6月7日
モスクワ音楽院大ホール(モスクワ)→全11場の演奏会形式
1955年4月1日
マールイ劇場(レニングラード)→全曲最終版
演奏時間:(エピグラフ5分,第1場10分,第2場20分第3場10分,第4場10分,第5場10分,第6場20分,第7場10分,第8場25分,第9場10分,第10場15分,第11場15分,第12場15分,第13場10分)合計約3時間5分
2Fl,Pic,2Ob,EH,2Cl,Bs-Cl,2Fg,K-Fg/4Hr,2Tp,3Tb,Tub/Tim,Perc(Trgl,Wooden Dr,Tamb,SD,BD,Cym,TT,Glsp,Xyl)/Hp/Str
概説:ナポレオン侵略下のロシアを描いたトルストイの有名な小説「戦争と平和」をオペラ化したもの。1941年の台本作成開始から、作曲者が亡くなる直前の最終版完成まで優に12年を費やした超大作である。1943年に全11場で完成したこの作品は、情景を加えたりカットしたりを経て1953年の全13場最終版に至る。作曲者の急死により、本人が完成形の上演を観ることはなかった。音楽性の高い美しいメロディーや壮大な合唱曲など、どれも心に深く印象付けられる。
by Ikumi
最終更新:2009年5月23日

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