第3幕第1場
地下の世界の穴倉。バラク夫婦が分厚い壁に隔てられて座っている。バラクの妻は夫に許しを請い、バラクは優しくこれに答える。二重唱「愛にゆだねられ」天上の声「道は開かれた…天上へのぼれ」
第2場:霊界の入り口。眠っている皇后と乳母をのせた小舟が現れる。目覚めた皇后は、父親である霊界の王カイコバートに、皇帝の助命を嘆願するため神殿に入ってゆく。
第3場:霊界の神殿の中。皇后を霊たちが迎える。皇后はバラクと彼の妻との愛を見て、影を奪うことが出来なかったとカイコバートに告白し、人間界で住む許しを請う。そこに黄金の泉がわき上がる。これを飲めば影が得られ、皇帝も助かるが、バラクの妻は影を失い、子どもを産むことが出来なくなると言われる。さらに石になった皇帝の姿も見えるが、皇后は決して泉の水を飲まない。その時皇后の姿に影が落ち、皇帝も蘇る。舞台は明るくなり、二人は抱擁して愛の二重唱を歌う。(ここでグラスハーモニカが効果を上げている)
第4場:黄金の滝のある美しい風景。バラクと妻が別な方向から現れ感激の抱擁をする。皇帝と皇后も加わっての喜びの四重唱。子ども達の合唱も重なりハッピーエンドとなる。 (幕)
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