ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Mozart, Wolfgag Amadeus（1756年ザルツブルク-1791年ウィーン）
歴史上最も偉大な作曲家の一人。幼少より天才ぶりを発揮。音楽家の父レオポルドは・ウォルフガングの才能を伸ばすことに全精力を傾ける。６歳からミュンヘン、ウィーンへ旅行する。さらに1764年〜1767年にはドイツ、フランス、イギリスなどへ3年半におよぶ大旅行をして、当地の優れた音楽に触れた。また1769年、1771年には３度イタリアに旅行して各地で神童ぶりを発揮する。その後20歳までは、ザルツブルクで比較的平穏に作曲にいそしむ。1773年ウィーン、1777年パリと就職旅行に出るが、叶えられなかった。1780年ザルツブルク大司教と決定的に喧嘩。ウィーンでの自由音楽家の道を選ぶ。ウィーンでの活動は目覚ましく。皇帝ヨーゼフ２世の御前演奏ではクレメンティに勝利。1782年にコンスタンツェと結婚。予約演奏会やレッスンでの生計は、現在では１億円程の年収と推測されるが、支出もかなりの額で、生活は次第に苦しくなる。1787年プラハに招かれ大成功、秋には当地でドン・ジョヴァンニの初演。1789年ベルリンへ旅行。この頃から予約演奏会も集まらず、コンスタンツェの病気なども重なり、経済的に逼迫。モーツァルト自身の健康も悪化。この様な状況の中、コシ・ファン・トゥッテ、魔笛、クラリネット協奏曲、レクイエムなどの珠玉の名曲が生まれた。
管弦楽曲DB中のモーツァルトのデータは、作曲年の後が無記入＝ザルツブルク、Ｗ＝ウィーンです。ケッヘル番号「K642」と検索が可能です。
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