別宮貞雄
べっく さだお
1922-
東京大学理学部物理学科、および文学部哲学科(美学科)卒業。池内友次郎に作曲を学ぶ。
1951年渡仏、パリ音楽院で、ダリユス・ミヨー、オリヴィエ・メシアンらに師事。帰国後桐朋学園大学、中央大学で教鞭を執る。
1956年、管弦楽のための「二つの祈り」で毎日音楽賞ならびに尾高賞受賞。その後、ヴァイオリン協奏曲、ヴィオラ協奏曲で芸術祭優秀賞。
前衛的な手法には拠らず、新ロマン主義様式の傾向。翻訳家の別宮貞徳は実弟。
作品:
交響曲第1番
交響曲第2番
交響曲第3番「春」
交響曲第4番「夏1945年」
交響曲第5番「人間」
管弦楽のための二章
管弦楽のための二つの祈り
ヴァイオリン協奏曲
ヴィオラ協奏曲
ピアノ協奏曲
チェロ協奏曲「秋」
ピアノのための組曲「にしきめがね」
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番
かくれん坊と鬼ごっこ(二つのマリンバのための二つの遊戯)
4手ピアノのための「北国の祭り」
マリンバのための組曲「にしきめがね第2」
歌曲集「二つのロンデル」(第2曲が「さくら横ちょう」)
歌曲集「大手拓次による三つのうた」
歌曲集「三好達治による四つのうた」
歌曲集「智恵子抄」
混声合唱のための組曲「山の四季」
女声合唱とピアノのための組曲「淡彩抄」
オペラ「葵上」
オペラ「井筒の女」
・・・など多数。

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