松下真一
まつした しんいち
1922-1990
数学者、作曲家。
作曲を永井巴、父・松下久一に学ぶ。13歳で最初の交響曲を創作。九州帝国大学理学部、同大学院で数学を専攻。49年には大阪市立大学物理学部助教授。
1965〜80年、ハンブルク大学国立理論物理学研究所で客員研究員をつとめ、位相解析学の世界的権威として知られる。
作曲においては、ローマ国際作曲コンクール第一位、国際現代音楽祭作曲コンクール第一位、フランス大使賞、ドイツ大使賞など数多く受賞。電子音楽やテープ音楽も多い。
仏教に造詣が深く、仏典や声明、和讃などを研究し、東西両本願寺他十派による「真宗連合」ができた記念として作品を委嘱され、「オラトリオ・親鸞」を作曲。
北ドイツ放送委嘱の、「阿弥陀経」をもととする「廻向(えこう)」、「阿含教典」による「シンフォニア・サムガ」で、芸術祭最優秀賞。
作品:
コンツェントラチオーン
シンフォニア・サンガ
交響幻想曲「淀川」
邦楽器のための「喚起」 ピアノのための三楽章「可測な時間と位相的時間」
日本神話にもとづく6つの断章−ピアノのためのスペクトラ 第2番
エッセイ集「天地有楽」(音楽之友社)
・・・など。
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