諸井 誠
もろい まこと
1930-
諸井三郎の次男。
1952年、東京音楽学校本科(現 東京芸大音楽学部)作曲科卒。
1953年、「管弦楽のためのコンポジション第1番」でNHK管弦楽懸賞第1位、エリザベス女王国際音楽コンクール(作曲部門)で日本人初の受賞(第7位)となる。
十二音技法、電子音楽等を早くから取り入れ、尺八を中心に邦楽器とオーケストラを合わせた作品に取り組むなど、日本における現代音楽の先駆的存在。
広島のエリザベト音楽大学、桐朋学園、東京芸術大学、お茶の水大学、大阪教育大学、大阪芸術大学、神戸女学院大学、明治学院大学等で教鞭をとった。
日本アルバン・ベルク協会を設立、初代会長、理事長並びに会長代行等をつとめた後、名誉副会長。
彩の国さいたま芸術劇場初代館長。第3回朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇賞優秀作品賞受賞。平成16年度さいたま市文化賞受賞。
作品:
無伴奏フリュートのためのパルティータ
協奏組曲
BACHの名による幻想曲とフーガ
ラメンタ' 79
ピアノのためのαとβ
組曲「希薄な展開」
ピアノ協奏曲
協奏交響曲第1番「偶対」
協奏交響曲第3番「神話の崩壊」
・・・など多数。
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