野平一郎
のだいら いちろう
1953-
作曲家、ピアニスト。
東京芸術大学附属音楽高等学校、同大学、同大学院修士課程を経て、1978年、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。作曲を間宮芳生、永冨正之、ベッツイー・ジョラス、セルジュ・ニッグ、ピアノを村井貞子、堀江孝子、高良芳枝、アンリエット・ピュイグ=ロジェ、ジャン・ケルネルらに師事。
1995年、第13回中島健蔵音楽賞受賞。第44回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞(1996)、第35回サントリー音楽賞(2004)、第55回芸術選奨文部大臣賞(2005)を受賞。
1990〜2002年、東京芸術大学助教授。
ピアニストとしても作曲家としても世界各国で活躍。作品は、オーケストラ、室内楽、器楽ソロ、オペラ、声楽、邦楽、電子音響作品など広いジャンルにわたる。
作品:
7楽器のための「錯乱のテクスチュアI」(1982)
電子楽器とアンサンブルのための「錯乱のテクスチュアIII」(1986)
フルートとピアノのための「夜は白と黒で」(1988)
金管と打楽器のための「織られた時」(1990)
ピアノとリアルタイム・コンピュータのための「挑戦への14の逸脱」(1991)
ピアノとリアルタイム・コンピュータのための「挑戦への9の逸脱」(1993)
室内協奏曲第1番(1995)
雅楽「内なる旅」(1996)
管弦楽のための「記憶/推移II」(1999)
エレキギターと管弦楽のための「炎の弦」(2002)
ピアノとコンピュータのための「ベートーヴェンの記憶」(2003)
ピアノ協奏曲
戸外にて
冬の四重奏曲(2004)
錯乱のテクスチュアIV
オペラ「マドルガーダ」(2004-05)
歌曲集「悲歌集」
チェロのための「謎」
チェロと管弦楽のための「響きの連鎖」
アンサンブル・ウィーン・コラージュのための「響きの連鎖II」
・・・など。

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