芝 祐久
しば すけひさ
1928-
古代からの宮廷雅楽師狛氏の一族の出。弟は雅楽家として活躍し東京芸大教授も務めた芝祐靖(しば すけやす)。
東京音楽学校聴講科(作曲・指揮)修了。作曲を信時潔に師事。
宮内省楽部楽師・東邦音楽大学教授を経て、東邦音楽大学名誉教授。湘南音楽院学院長。
1955年度芸術祭において、雅楽組曲「秋」で文部大臣奨励賞を受賞。
作品:
◆オペラ
白狐の湯
無明と愛染
マンドリンを弾く男
◆ピアノ
幻想曲 第1番 Op.17 「大地」
幻想曲 第2番 Op.52「岩の花」
八つの演奏会用大練習曲 Op.10
三つのグランドプレリュード Op.5
 「大きく湧き上がる雲・しあわせの兆し・黒松のある風景」
四つのプレリュード Op.1
 「海・紅葉の舞・小さな焦り・磯の華」
ピアノ小曲集 Op.7
 「北国の山・海辺にて・夕映え・悪魔の太鼓」
幻想組曲 「松風」Op.19
 1夜景(日本古謡旋律による)
 2青海波(雅楽旋律による)
 3胡蝶乱舞(雅楽旋律による)
幻想小曲集 Op.44
 「やすらぎ・躍動・なやめる歌・華麗なる舞」
即興曲第1番Op.54「星のうた」
即興曲第2番Op.55「果て無き想いに」(雅楽旋律による)
◆ヴァイオリン
ブリランテ Op.56 No.1
バラード Op.56,No.2
虚空断章 Op.58,No.1
歓びの舞 Op.58,No.2
小さな嘆き Op.26 No.1
道化師の踊り Op.26 No.2
セレナード Op.26 No.3
北国の山 Op.26 No.4
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1〜3番
・・・など。
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