Abel, Carl Friedrich
カール・フリードリヒ・アーベル
独→英 1723-1787
作曲家、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。
バッハ一族と交流があり、父親は大バッハの宮廷楽団のガンバ奏者だった。カールもまたバッハの口利きでドレスデンの宮廷に職を得ている。
ロンドンに渡ってからは、ヨハン・クリスティアン・バッハと共に公開演奏会を行う。この「バッハ・アーベル・コンサート」のシリーズは、人気を呼び、これを聴いた幼少のモーツァルトに大きな影響を及ぼした。
アーベルの交響曲作品7の6は、モーツァルトが写譜したついでに編曲し、長い間モーツァルト作品(交響曲第3番)とされてきた。
前古典派に属し、作品はギャラント様式の優雅さを持つ。
ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品多数。
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