Isaac Albeniz
イサーク・アルベニス
1860-1909
スペインのピアニスト、作曲家。
4歳のときマドリードで初のコンサートを行う。パリ音楽院入試での悪ふざけや、家出、アメリカ放浪などの幼年、青年時代のさまざまな伝説は、後年の創作も入っていると言われる。
ベルギー王室の援助を得て1876〜79年、ブリュッセル音楽院で学ぶ。その後ヴァイマルとローマにリストを訪ね、1892年以降はパリに居を定める。デュカやドビュッシーらと交流を持ち、スコラ・カントルムでピアノ教師となる。
近代スペイン民族主義楽派の創始者であるが、生国スペインでの評価は低く、その失望から自らを精神的亡命者とみなした。
独自の色彩的和声、ギター奏法の影響のある作風で、特にピアノ作品が多い。
代表作:
◆ピアノ
スペイン組曲 op.47
古風な組曲 第1集op.54、第2集 op.64、第3集
6つのスペイン舞踊
旅の思い出 op.71
12の性格的小品 op.92
スペイン op.165
イベリア (4集全12曲)
・・・など多数。
◆声楽
6つのバラード
ネリーへ (6曲)
4つの歌曲(フランス語と英語のテクスト)
◆オペラ
魔法のオパール
エンリコ・クリフォード
ペピータ・ヒメネス

作品:管弦楽曲DB
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