ルチアーノ・ベリオ
Berio, Luciano
伊 1925 - 2003
音楽一家に生まれ、父から音楽の手ほどきを受ける。
ミラノのヴェルディ音楽院でパリベーネとゲディーニに作曲を師事、米国タングルウッドのダッラピッコラの作曲講座で学ぶ。
1953年、マデルナとともにミラノでイタリア国営放送電子音楽スタジオを創設、1959年まで同スタジオの所長を務める。
1956〜60年、「音楽の出会い Incontri musicali」誌を発行。
1965年、ニューヨークのジュリアード音楽院の作曲科教授。72年帰国。
1977〜80年、パリのポンピドゥー・センターに設置された音響・音楽の探究と調整の研究所(IRCAM)の電子音響部長。
1987年、フィレンツェにコンピュータ・ミュージックのスタジオである「テンポ・レアーレ Tempo Reale」を創設、所長を務めた。
現代音楽界を代表する一人で、電子音楽のパイオニア、探求者として、その発展に多大な貢献した。
作品:
セクエンツァ Sequenza I(フルート 1958)
セクエンツァ Sequenza II(ハープ 1963)
セクエンツァ Sequenza III(女声 1965)
セクエンツァ Sequenza IV(ピアノ 1966)
セクエンツァ Sequenza V(トロンボーン 1966)
セクエンツァ Sequenza VI(ヴィオラ 1967)
セクエンツァ Sequenza VII(オーボエ 1969)
セクエンツァ Sequenza VIII(ヴァイオリン 1976)
セクエンツァ Sequenza IX(クラリネット 1980、IXb としてアルト・サクソフォーン 1981)
シンフォニア Sinfonia(独唱8、オーケストラ 1968)
夢の回帰 Ritorno del Snovidenia(チェロ、室内オーケストラ 1977)
2つのヴァイオリンのための二重奏曲 Duetti per due violini
エピファニー Epiphanies(オーケストラ、女声 1992)
作品:管弦楽曲DB
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