アントワーヌ・ド・ベルトラン
Bertrand, Anthoine de
仏 1530 - 1581
オーヴェルニュに生まれ、1562年頃からブルボン家にとりたてられてトゥールーズに移り、活躍した。
詩人のガルニエ、ブラッシュらと交友、ロンサールのサークルに加わり、その作品の大部分はロンサールの詩によるシャンソンである。
イエズス会に影響され、急進的なカトリック信者で、ユグノー教徒に暗殺された。
詩と音楽が密接に結びつき、半音階を用いるなど、当時としては前衛的作風であり、4声の合唱曲が多い。
ジョスカン後のポリフォニー声楽曲の分野で重要な作曲家。
作品:
3つのシャンソン
ロンサールの恋愛詩集第1巻 Premier livre des amours de P. de Ronsard
ロンサールの恋愛詩集第2巻 Second livre des amours de P. de Ronsard
シャンソン集第3巻 Troisieme livre de chansons
キリスト教のソネット集 Sonnets chrestiens 2巻
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