ジョルジュ・ビゼー
Bizet, Georges
本名 アレクサンドル・セザール・レオポル Alexandre Cesar Leopold
仏 1838 - 1875
父は声楽教師。
1848〜57年、パリ音楽院でアレヴィに作曲、ピアノをマルモンテルに、オルガンをブノワに師事。またグノーの教えも受けている。
1857年、最初の舞台作品、1幕のオペレッタ「ミラクル博士」で、オッフェンバック主催のコンクールで賞を獲得。同年、ローマ賞も受賞。3年間のローマ生活の後、パリの市内や郊外に住み、劇場での仕事、編曲、レッスンなどをし、優れたピアニストとしても活動したが、作曲の面ではあまり成功に恵まれなかった。未完成に終わったオペラ、上演に至らなかったオペラも多数あり、これらの作品から「カルメン」に転用された部分もある。
普仏戦争のパリ包囲戦では国民軍に参加。その後、オペラ・コミック座の歌唱主任となる。
ドーデの劇「アルルの女 L'Arlesienne」に付した音楽は失敗に終わったが、そこから成立した大オーケストラのための同名の組曲は1872年、成功を収めた。「カルメン」は1873〜74年に書き、75年初演。その3ヶ月後、死去。
代表作:
1) 器楽作品:
◆ピアノ
6つのラインの歌 6 chants du Rhin
演奏会用半音階的変奏曲 Variations chromatiques de concert
子どもの遊び Jeux d'enfants(4手)
◆管弦楽
交響曲 ハ長調
交響曲「ローマ Roma」
組曲「アルルの女 L'Arlesienne」
◆オペラ
ミラクル博士 Le docteur Miracle
ドン・プロコピオ Don Procopio
イヴァン4世 Ivan IV
真珠とり Les pecheurs de perles
美しいパースの娘 La jolie fille de Perth
トゥーレの王の杯 La coupe du roi de Thule
ジャミレー Djamileh
カルメン Carmen
作品:管弦楽曲DB
作品:オペラ名曲辞典
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