ドメニコ・チマローザ
Cimarosa, Domenico
伊 1749ナポリ近郊 - 1801ヴェネツィア
1761年、12歳でナポリのサンタ・マリーア・ディ・ロレート音楽院に入学、フェナローリ、サッキーニらのもとで音楽を学ぶ。
1772年、ナポリのフィオレンティーニ劇場で、オペラ「伯爵の大狂宴 Le stravaganze del conte」と「メルリーナとゾロアストロの魔術 Le magie di Merlina e Zoroastro」が上演されたのを皮切りに、その後も数多くのオペラを作曲、国内外で成功を収めた。
1787年、サンクトペテルブルクに招かれ、エカテリーナ2世の宮廷作曲家、礼拝堂楽長となる。
1791年、ウィーンを訪れ、皇帝レオポルト2世の宮廷楽長となり、皇帝の依頼でオペラ・ブッファ「秘密の結婚」を書き、1792年初演。これはチマローザのもっとも有名な作品となった。
1793年、ナポリに帰郷。1799年、ナポリ市民の蜂起に際し、専制政治反対の賛歌を書き、死刑を宣告されるが、4か月間の拘留の後、国王賛歌を書いて恩赦を得る。
モーツァルトとロッシーニの間の時期におけるオペラ・ブッファのもっとも重要な作曲家として、音楽劇の発展に大きな役割を果たした。
作品：
ピアノ・ソナタ（単一楽章、32曲）
◆オペラ
ジャンニーナとベルナルドーネ Giannina e Bernardone
ロッカ・アッズッラの２人の領主 I due baroni di Rocca Azzurra
マルマンティーレの商人 Il mercato di Malmantile
オリンピアーデ Olimpiade
ヴォロディミーロ Volodimiro
窮乏の劇場支配人 L'impresario in angustie
からかわれた熱狂的な男 Il fanatico burlato
太陽の乙女 La vergine del sole
秘密の結婚 Il matrimonio segreto
トラキアの恋人たち I traci amanti
女のずる賢さ Le astuzie femminili
ペネーロペ Penelope
寛大な敵たち I nemici generosi
オラーツィ家とクリアーツィ家 Gli Orazi e i Curiazi
アルテミージア Artemisia
だまされた心配性の男 L'apprensivo raggirato
その他多数。

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作品：管弦楽曲DB
作品：オペラ名曲辞典

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