アーロン・コープランド
Copland, Aaron
米 1900ニューヨーク〜1990同地
ロシア系ユダヤ人。1917年よりニューヨークでゴールドマークについて作曲を師事、1921〜24年にはパリ近郊フォンテンブローのアメリカ音楽院でブーランジェに師事、またソルボンヌ大学で文学を学ぶ。
合衆国に帰国後、教育活動を活発に行い、音楽祭、音楽団体の企画・設立にも携わった。
1927〜37年、ニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ、1940〜65年にはバークシャー音楽センターで教え、1935年と44年、1951〜52年にはハーヴァード大学でチャールズ・エリオット・ノートン詩学教授に任命される。
セッションズとコープランド=セッションズ演奏会を主宰、1932年にはヤドー音楽祭の発起人の一人となる。1938年にはアロー音楽出版の結成に参加、同年、アメリカ作曲家連盟の共同設立者となる。
またハリウッドでも人気で、映画音楽の分野でも活躍。ピアニスト、指揮者、著述家としても活動した。
ジャズ、カウボーイ・ソングを取り入れ、広範な聴衆に訴えるアメリカ芸術音楽を目指した。
ニュー・アメリカニズムの旗手。
作品:
◆ピアノ
ピアノ変奏曲 Piano Variations
ピアノ・ソナタ
キューバ舞曲 Danzon cubano(2台ピアノ。オーケストラ用編曲あり)
4つのピアノ・ブルーズ 4 Piano Blues
ピアノ・ファンタジー Piano Fantasy
◆室内楽
ヴィテブスク−ユダヤの主題による習作 Vitebsk, Study on a Jewish Theme(ピアノ三重奏曲)
六重奏曲(クラリネット、弦楽四重奏、ピアノ。「短い交響曲」の編曲)
ピアノ四重奏曲
◆管弦楽曲
オルガンと管弦楽のための交響曲 Orgelsymphonie(交響曲第1番はオルガンなしでの編曲)
劇場のための音楽 Music for the Theatre
ピアノ協奏曲
短い交響曲 Short Symphony
交響曲 第2番
エル・サロン・メヒコ El salon Mexico
野外序曲 An Outdoor Overture
静かな都市 Quiet City(イングリッシュ・ホルン、トランペット、弦楽合奏)
市民のためのファンファーレ Fanfare for the Common Man(金管楽器、打楽器)
リンカンの肖像 Lincoln Portrait(語り手、オーケストラ)
交響曲 第3番
クラリネット協奏曲
コノテーションズ Connotations
大都市のための音楽 Music for a Great City
インスケープ Inscape
ラテン・アメリカの3つのスケッチ 3 Latin American Sketches
◆声楽
エミリー・ディキンソンの12の詩 12 Poems of Emily Dickinson
アメリカの古い歌 Old American Songs
通りに5月は最初に Into the Streets May First(合唱とピアノ)
自由の賛歌 Canticle of Freedom》(合唱とオーケストラ)
◆オペラ
第2のハリケーン The Second Hurricane
テンダー・ランド The Tender Land
◆バレエ
ビリー・ザ・キッド Billy the Kid(管弦楽組曲あり)
ロデオ Rodeo(これより、4つのダンス・エピソード)
アパラチアの春 Appalachian Spring(13の楽器版とオーケストラ版)
◆映画音楽
はつかねずみと人間と Of Mice and Men
われらの町 Our Town
赤いポニー The Red Pony
作品:管弦楽曲DB
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