Dallapiccola, Luigi
ルイージ・ダッラピッコラ
伊 1904-1975
ダルラピッコラは、文部省教育用音楽用語。
作曲家、ピアニスト。1923年、フィレンツェのケルビーニ音楽院に入学、ピアノと作曲を専攻。
1930年、ヴァイオリニストのサンドロ・マテラッシデュオを結成、欧州各地を演奏旅行。
1934〜67年、ケルビーニ音楽院でピアノ科教授、1951年には渡米、タングルウッド夏期講習会で作曲講師。
20世紀のイタリアにおける最も重要な作曲家の一人。20年代から30年代にはネオマドリガリズムの立場をとった。後には新ウィーン楽派の十二音技法を取り入れた。
代表作:
◆器楽
ピアノ曲「パガニーニのカプリッチョによるカノン風ソナチネ Sonatina canonica sopra capricci di N. Paganini」(1942-43)
3台のピアノによる音楽(1935)
タルティニアーナ Tartiniana(ヴァイオリン、室内オーケストラ 1951)
タルティニアーナ 第2番 Tartiniana seconda(ヴァイオリン、ピアノまたはオーケストラ 1955)
◆声楽
歌曲集「フィウーリ・ディ・ターポ Fiuri di Tapo」(歌、ピアノ 1925)
歌曲集「霧 Caligo」(歌、ピアノ 1926
捕らわれ人の歌 Canti di prigonia(合唱 1938-41)
◆オペラ
夜間飛行 Volo di notte(原作サンテグジュペリ 1940)
捕らわれ人 Il Prigioniero(原作ヴィリエ・ド・リラダン、コステ 1950)
ウリッセ Ulisse(1968)
◆宗教劇「ヨブ Job」(1950)
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