Dargomyzhsky, Aleksandr Sergeyevich
アレクサンドル・セルゲエヴィチ・ダルゴムイシスキー
露 1813-1869
ダルゴムイスキーは文部省教育用音楽用語。
作曲家。富裕な貴族の出。幼い頃からピアノやヴァイオリンを習い、11歳のときに作曲を始めた。当初、役人として働いたが、1833年、グリンカと出会い、音楽に専念することを決意。ロシア・オペラの基礎を創る。ロシア国民楽派の開祖。ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフらに影響を与えた。
代表作:
◆管弦楽
バーバ・ヤガ−あるいはヴォルガからリガへ Baba-Yaga, ili s Volgi nach Riga(1862)
カザチョーク−小ロシアのカザチョークの主題による幻想曲 Kazachok, fantaziya na temu malorossiyskogo kazachka(1864)
フィンランド幻想曲 Chukhonskaya fantaziya(1862)
◆オペラ
エスメラルダ Esmeralda(原作ユゴーの「パリのノートルダム Notre Dame de Paris」
バッカスの勝利 Torzhestvo Vakha(原作プーシキン 最初はカンタータとして完成、後にバレエ・オペラに改訂)
ルサルカ Rusalka(原作プーシキン)
石の客 Kamenniy gost'(原作プーシキン 未完、キュイが完成、リムスキー=コルサコフによりオーケストレーションされる)
他、歌曲多数。
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