ジョージ・ガーシュウィン
Gershwin, George
(本名 ジェイコブ・ガーシュウィン Jacob Gershwine)
米 1898 - 1937
作曲家、ピアニスト、指揮者。
ユダヤ系ロシア移民の子としてニューヨークに生まれる。12歳でピアノを始め、ヘンリー・カウエルに作曲を師事。
1914年、ニューヨークの音楽出版社ジェローム・H.レミックで宣伝用ピアニスト(Song plugger)となり、音楽家としての活動を始める。
1919年、「スワニー Swanee」で成功、楽譜、レコード共にミリオンヒットとなり、作曲家として頭角を現す。この年、最初の舞台作品「ラ・ラ・ルシール」を発表。
1924年、ファーデ・グローフェのオーケストレーションによる「ラプソディー・イン・ブルー」を初演、みずからピアノ・パートを演奏した。
ミュージカル「淑女よ善良なれ」を上演、その台本は兄のアイラ・ガーシュウィン Ira Gershwin(本名イスラエル Israel)が書いた。アイラはその後も弟の舞台作品の台本を書いている。
1928年、ヨーロッパ旅行の印象をもとに「パリのアメリカ人」を書く。
1935年、フォーク・オペラ「ポーギーとベス」が初演されたが、成功したのはガーシュウィンの死後で、これはアメリカのオペラにとってもっとも重要な作品となった。
1931年以降は、兄とともにたびたびハリウッド映画の仕事に携わる。
ジャズとクラシックを融合させ、新しいジャンルの音楽を生み出した。シンフォニック・ジャズの創始者。
作品:
リアルト・ラグ Rialto Rag(ピアノ)
3つのプレリュード 3 Preludes (ピアノ)
ラプソディー・イン・ブルー Rhapsody in Blue(ジャズ・バンド、ピアノ)
ヘ調の協奏曲 Concerto in F (ピアノ、オーケストラ)
ピアノのための前奏曲 Preludes for Piano
パリのアメリカ人 An American in Paris
第2ラプソディー Second Rhapsody
キューバ序曲 Cuban Overture
アイ・ゴット・リズム変奏曲 I got Rhythm Variations(ピアノ、オーケストラ)
なまず横丁 Catfish Row
ポーギーとベス Porgy and Bessによる5楽章の組曲(オーケストラ)
◆舞台作品
淑女よ善良なれ Lady, be Good!
つまさき Tip-Toes
オー・ケイ Oh, Kay
楽隊を始めろ Strike up the Band
ファニー・フェイス Funny Fase
ロザリー Rosalie
宝探しの娘 Treasure Girl
ショー・ガール Show Girl
ガール・クレイジー Girl Crazy
君がために歌わん Of Thee I Sing (ミュージカルとして初めてピュリッツァー演劇賞を獲得)
英語が下手でごめんなさい Pardon my English
人民にケーキを Let 'em Eat Cake
ポーギーとベス Porgy and Bess
◆映画音楽
デリシャス Delicious
踊らんや Shall We Dance
窮地の乙女 A Damsel in Distress(邦題〜踊る騎士)
ザ・ゴールデン・フォリーズ The Goldwyn Follies (邦題〜華麗なるミュージカル)
あきれたピルグリム嬢 The Shocking Miss Pilgrim
作品:管弦楽曲DB
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