Godard, Benjamin Louis Paul
バンジャマン・ルイ・ポール・ゴダール
仏 1849-1895
ヴァイオリニスト、作曲家。
1863年パリ音楽院に入学、ヴァイオリンをヴュータンに、作曲をルベーに師事。
1878年、交響曲「ル・タス Le Tasso」でパリ市主催の作曲コンクール優勝。パリ音楽院院長テオドール・デュボワと2名同時の優勝であった。
1887年より同院の器楽アンサンブル教授。
1889年レジオン・ドヌール受賞。
当時ゴダールの作品はサロン的な作風でたいへん好まれた。19世紀末のフランス・サロン音楽の典型的なものである。
オペラ「ジョスラン」の中の子守歌が有名。日本では近藤朔風の訳詞で知られる。
◆ピアノ
24のエチュード
◆ピアノトリオ
第1番 1880
第2番 1884
◆交響曲
劇的交響曲 「ル・タス」(独唱、合唱、管弦楽のための 1878)
東方交響曲 Symphonie orientale 1884
ゴシック交響曲 Symphonie gothique 1883
伝説交響曲 Symphonie legendaire 1886
◆オペラ
ジョスラン Jocelyn 1888
女従軍商人 La Vivandiere 1895
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