Gretry, Andre-Ernest-Modeste
アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ
ベルギー
1741-1813
ベルギーのワロン出身のフランスの作曲家。
9歳でリエージュのサン=ドゥニ教会の少年合唱隊員となった。
ヴァイオリン、チェンバロ、作曲をニコラ・ルヌカンに師事し、後にアンリ・モローにも学んだ。
ダルシス基金の奨学金を得、1760〜66年、ローマのコレージュ・リエジョワに留学。
ローマではカサーリとマルティーニ神父に師事。
1767年、パリを拠点とする。スウェーデン大使のクレウツ伯の後援を受け、オペラ・コミックの作曲に専念、成功を重ね、名声を博した。オペラ・コミックの表現の可能性を追求し、感情表現を多様化させた。
◆オペラ
ル・ユヨン
Le Huron(台本マルモンテル 初演1768)
リュシル Lucile(初演1769)
もの言う絵 Le tableau
parlant(初演1769)
2人の守銭奴 Les deux avares(初演1770)
ゼミールとアゾール Zemire et
Azor(台本マルモンテル、初演1771)
ミダスの審判 Le jugement de Midas(初演1778)
獅子心王リシャール
Richard Coeur de lion(台本スデーヌ、初演1784)
青ひげラウル Raoul Barbe-Bleue(台本スデーヌ
初演1789)
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