Herold, Louis Joseph Ferdinand
ルイ・ジョゼフ・フェルディナン・エロール
仏
1791-1833
作曲家。父はC.P.Eバッハの弟子であった。父とフェティスに習った後、パリ音楽院でルイ・アダン、カテル、クロイツェル、メユールに師事。1812年にカンタータ「La
duchesse de la
valliere」でローマ大賞を受賞。
1813年にイタリアへ行き、ナポリ王ミュラの子息の音楽教師となる。1815年、王の御前でオペラ「アンリ5世の青春時代
La gioventu di Enrico Quinto」 を上演。
パリへ戻り、1824年にオペラ座の合唱監督、1826年には同歌唱長を歴任。
数々のオペラを書いたが、初期のものは不評に終わり、最も成功したのは「マリ」であった。結核のため死去。
代表作:
◆オペラ
シャルル・ド・フランス,または愛と栄光
Charles de France ou Amour et gloire(ボワエルデューとの共作 初演1816)
ばら冠の少女たち Les
rosieres(初演 1817)
鈴,または手に負えない小姓 La clochette ou Le diable page(初演
1817)
物々交換をする人 Les troqueurs(初演 1819)独語版 Der Tausch(初演:ヴィーン 1820)
らば引き Le
mutelier(原作ラ・フォンテーヌ 初演 1823)
アルメダン,または非常識 Almedan ou Le monde renverse 後に「マリ
Marie」となる(初演 1826)
ザンパ,または大理石の許婚 Zampa ou La fiancee de marbre(初演 1831
序曲は4手のためのピアノ曲に編曲)
聖職者たちの小牧場 Le Pre-aux-Clercs(原作メリメ 初演 1832)
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