グスタヴ・セオドア・ホルスト
Holst, Gustav Theodore
英 1874 - 1934
スウェーデン系の家系に生まれる。父はピアニストにしたかったが、本人は作曲を好んだ。音楽学校に入る前から合唱や管弦楽団の指揮をする。
1893年、ロンドン王立音楽院に入学、スタンフォードに師事。卒業後、トロンボーン奏者や指揮者として活動。セントポール組曲は、音楽教師として務めたセント・ポール女学校のために書かれた。
1919〜23年、王立音楽院で作曲を教える。過労に事故が重なり、健康上の理由から、その後は作曲に専念した。
イギリス民謡の採取に熱心で、またサンスクリット文学などの東洋思想へも傾倒し、こうした広い好奇心が作品に反映されている。代表作の筆頭、「惑星」で世界的に知られる。
◆管弦楽
サマセット狂詩曲 Somerset Rhapsody
セントポール組曲 St. Paul's Suite
日本組曲 Japanese Suite
交響組曲「惑星」 The Planets
フーガ風序曲(どこまでもばかな男の序曲だが、独立した作品となっている)
ブルック・グリーン組曲 Brook Green Suite
フーガ風協奏曲（フルート、オーボエ、弦楽）
2つのヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲
叙情的楽章 Lyric Movement（ヴィオラ、小オーケストラ）
◆吹奏楽
組曲第1番 op.28-1
組曲第2番 op.28-2
◆声楽
エストミア王 King Estmere
リグ・ヴェーダからの合唱賛歌 Choral Hymns from the Rig Veda
雲の使者 The Cloud Messenger
ディオニソス賛歌 Hymn to Dionysus
3つの祝祭合唱曲 Three Festival Choruses
イエス賛歌 The Hymn of Jesus (合唱と大オーケストラ)
◆オペラ
サーヴィトリ Savitri
どこまでもばかな男 The Perfect Fool (バレエ音楽の部分がしばしば抜粋して演奏される)
ボアーズ・ヘッド亭にて At the Boar's Head
放浪学者の物語 The Tale of the Wandering Scholar
作品：管弦楽曲DB

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