アンドレ・ジョリヴェ
Jolivet, Andre
仏 1905 - 1974
モンマルトルで生まれる。父は公務員で絵画を愛し、母は音楽家であった。
1921〜24年、クリニャンクールのノートルダム教会の合唱隊指揮者テオダ神父に和声を学ぶ。
1927年、パリで学校教師となる。
1927〜33年、パリでル・フレムに作曲と管弦楽法を師事。30年からはヴァレーズにも学んだ。
1936年、メシアン、ダニエル=ルジュール、ボードリエとともにグループ「若きフランス Jeune France」を結成。
1945〜59年、コメディ・フランセーズの音楽監督。1959〜62年、芸術文芸総局顧問。
1959年、エクス=アン=プロヴァンスにフランス音楽人文センターを設立。
1966〜70年、パリ音楽院作曲科教授。1968年、国立芸能連盟の会長。 74年、インフルエンザに罹り急逝。
音楽は人間の宗教心を表すものであるとし、音楽を本来の魔術性、呪術性を持たせる方向へ戻すという独自のスタイルを追求した。
作品:
マナ〜6つの小品 Mana(ピアノ 1935)
ピアノ・ソナタ 第1番(1945)
ピアノ・ソナタ 第2番(1957)
5つの儀式の踊り (ピアノ 1947)
5つの儀式の踊り (管弦楽 1939)
曼陀羅 Mandala(オルガン 1969)
弦楽四重奏曲(1934)
リノスの歌(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープ、1944)
協奏的組曲 Suite en concert(フルート、打楽器4、1965)
バロック風アリオーソ Arioso barocco(トランペット、オルガン、1968)
エプタード Heptade(トランペット、打楽器、1971)
鳥笛の吹き口 Pipeaubec(リコーダー、打楽器、1972)
時の矢 La fleche du temps(弦楽器 12、1973)
12の楽器のための12のインヴェンション(1966)
舞踊交響曲 Symphonie de danses(1940)
バレエ「ギニョールとパンドラ」による組曲(1943)
交響曲(3曲)(1953,1959,1964)
弦楽のための交響曲(1961)
オンド・マルトノ協奏曲(1947)
トランペット協奏曲(1954)
コンチェルティーノ (トランペット、ピアノ、弦楽)(1948)
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲(1949)
ピアノ協奏曲(1949-50)
ハープと室内オーケストラのための協奏曲(1952)
ファゴット、弦楽オーケストラ、ハープ、ピアノのための協奏曲(1954)
打楽器とオーケストラのための協奏曲(1958)
チェロ協奏曲第1番(1962)
チェロ協奏曲第2番(1966)
ヴァイオリン協奏曲(1972)
フルートと4つの打楽器のための協奏的組曲(1965)
祝婚歌 Epithalame(12声の声楽オーケストラ、1953)
オラトリオ「ジャンヌの真実 La verite de Jeanne」(1956)
カンタータ「物質の心 Le coeur de la matiere」(1965)
オペラ・ブッファ「ドロレス Dolores」
バレエ「4つの真実 Les quatres verites(初演:1941)
バレエ「ギニョールとパンドラ Guignol et Pandore」(初演:1944)
バレエ「見知らぬ女 L'inconnue」(初演:1950)
バレエ「アリアドネ Ariadne」(初演:1965)
作品:管弦楽曲DB
ABC索引へ戻る
50音索引へ戻る
管弦楽曲DB-TOP
作曲家名簿TOP